お菓子の豆知識。和菓子からケーキまで。

お菓子てびき

分類

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紀元前から現代に至るまで、人類は数限りないほどのお菓子を発明してきた。それらを分類する際には、製法、統計上、行政上、用途など、様々な基準が用いられる。
日本で親しまれているお菓子は、大きく分けると「和菓子」と「洋菓子」の2つに分類することができる。
和菓子とは、日本史が始まった頃に遡り、日本文化に定着して育てられてきた菓子類を指す。一方、洋菓子は、明治時代の文明開化によって伝わり普及してきた西欧由来の菓子類を差す。

お菓子は、その保存性によって、さらに細かく分けることができる。具体的には、水分含有量によって【生菓子・半生菓子・干菓子】の3つに分類される。
水分含有量は、食品の保存性を左右する。以下に、3つの区分とその基準を示す。これらは、食品衛生上の取り扱い方に関わる重要な区分である。

【生菓子】
◯小麦粉、卵、牛乳、乳製品、チョコレート等を主要原料とした物・・・出来上がり直後において、水分を40%以上含むもの。
◯あん、クリーム、ジャム、寒天、及びそれに類する物を用いた物・・・出来上がり直後において、水分を30%以上含むもの。
洋生菓子の例として、ショートケーキ、シュークリーム、プディング、タルト等が挙げられる。和生菓子の例として、どら焼き、ういろう、柏餅、もみじ饅頭、水ようかん等が挙げられる。

【半生菓子】10~30%の水分を含むもの。
洋半生菓子の例として、バターケーキ、カップケーキ、発酵菓子類等が挙げられる。和半生菓子の例として、ようかん、最中、砂糖漬けなどが挙げられる。

【干菓子】水分が10%以下のもの。
洋干菓子の例として、キャンディー、チョコレート、ビスケット等が挙げられる。和干菓子の例として、飴や豆菓子等が挙げられる。
洋干菓子の例として、キャンディー、チョコレート、ビスケット等が挙げられる。和干菓子の例として、飴や豆菓子等が挙げられる。

おやつ

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お菓子は、日々のおやつとして家庭で消費されている。その内容は、時代の流れとともに変化し、一時的なブームの影響を受けることもある。
以下に、家計調査における菓子の種類別購入金額データの一部を抜粋する。その平成23年度の数値と平成元年の数値を比較すると、時代による傾向が把握できる。

<全ての菓子の合計>平成元年は、7万9836円。平成23年は、7万8859円。
<まんじゅう>平成元年は、3576円。平成23年は、1699円。
<ゼリー/プリン/他の洋生菓子>平成元年は、3690円。平成23年は、10266円。
<アイスクリーム・シャーベット>平成元年は、7890円。平成23年は、7910円。

以上の結果より、菓子の種類によって、消費傾向が時代と共に変化したものとそうでないものがあるとわかる。
中でも大きく変化したのは、「ゼリー/プリン/他の洋生菓子」の購入金額である。これは、近年コンビニやスーパーにおけるカップ系チルドデザート市場が大きく成長したことに影響していると予測できる。

品評

賞、ランキング、認定等は、お菓子を選ぶ際の判断基準の一つとなる。
中でも、「モンドセレクション」は、世界で最も歴史のある品質品評機関の1つである。毎年80ヶ国以上から、約3000点の製品がエントリーしている。

モンドセレクションは、1961年、ベルギー政府の主導によりブリュッセルに創立された独立系国際機関である。
その目的は、世界各地にある優れた製品を発掘・顕彰することである。
その対象は、多品目に及ぶ。食品、飲料、美容及びトイレタリー製品、タバコ製品などがある。
モンドセレクションの最大目的は、消費者の保護である。それを前提とした上で、製品の評価・分析を行っている。
評価・分析を担当するのは、各専門分野から選出された審査グループや、国際品評評価委員会である。
エントリー製品は、衛生・味覚・包装・原材料などの項目で、総合的に評価される。100点満点中90点以上の製品は「最高金賞」を贈られる。以下、80点以上で「金賞」、70点以上で「銀賞」、60点以上で「銅賞」となる。

以下は、2013年にモンドセレクション最高金賞を受賞したお菓子の例である。
◯トーラク株式会社の「神戸プリン」
◯株式会社九十九島グループの「はなかご」
◯株式会社壺屋総本店の「き花」
◯株式会社ブールミッシュの「トリュフケーキ/ガトー・オ・マロン」

博覧会

日本では、約4年に1回のペースで「全国菓子大博覧会」が開催されている。日本最大のお菓子の祭典として、認知されている。
全国各地が、順番に開催地として選ばれている。主催は、各地域の菓子工業組合である。さらに、地方自治体が後援となることによって、大々的な催しとなっている。

第1回は、明治44年に開催された。その頃の名称は、「帝国菓子飴大品評会」だった。
その後、現在の「全国菓子大博覧会」に名称を変え、2013年に第26回が開催された。ちなみに、第26回の開催地は広島である。4月19日~5月12日の開催期間中に、合計来場者数は80万人を超えた。

優れた作品には、皇族による「名誉総裁賞」、「内閣総理大臣賞」、「農林水産大臣賞」といった賞が授与される。

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